インターネットサイトの運営事業者が携帯電話での有料サービスを強化している。収益を支えてきた広告収入が伸び悩み、多角的に収益を確保する必要性が高まっているためだが、利用者には“ネットはタダ”という意識も根強くあり、魅力のある有料コンテンツを提供できるかが勝負どころとなっている。
ポータル(玄関)サイト「Exite」を運営するエキサイトは15日、これまで無料で提供してきた携帯での料理レシピ提供サイト「簡単★料理Eレシピ」を刷新し、有料会員向けサービスを始めると発表した。月額189円で、ジャガイモやニンジンなど食材をメールで送信すると、その食材を使ったレシピが届く機能などを提供する。
こうした動きの背景にあるのが収益構造の変化だ。これまでインターネットの情報は、広告収入をベースに無料で提供されるケースが多かったが、景気悪化で広告が減り、広告単価も下落している。
もともと携帯電話は、暗証番号を入力するだけで決済が完了するため、クレジットカード番号の入力が必要なパソコンに比べ、有料サービスの提供が容易という利点もある。総務省の情報通信白書でも、携帯電話からネットの有料サービスを購入した人の割合は25・8%と、パソコンの11・9%を上回っている。
8月にKDDIの回線を借りるMVNO(仮想移動体通信事業者)方式で、携帯電話事業そのものに参入するECナビ(東京都渋谷区)の場合、有料サイトだけでなく、携帯事業を通じて通話料金やデータ通信料金なども確保。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090715-00000632-san-bus_all
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