【ニューヨーク=松尾理也】米国での販売開始を3日に控えた米アップルの新製品「iPad(アイパッド)」への期待が高まっている。事前に試用することを許可された米主要紙は1日、一斉に使用感を評価するレビュー記事を掲載し、おおむね高い評価が集まった。
「数週間にわたって試用してみた結果、iPadはポータブル・コンピューターの世界を根本的に変えるだけの可能性を秘めているとの結論に達した」。米紙ウォールストリート・ジャーナルにレビューを発表したウォルター・モスバーグ氏はこう絶賛した。
同氏は、iPadは「マウスとキーボードを使う従来のコンピューターの概念を時代遅れにし、画面を指で触れることによる新しい方法を一気に主流に押し上げるかもしれない」とし、「ゲームのルールを変える存在」と位置づける。
USA TODAY紙は「iPhone(アイフォーン)の登場から3年近い年月が経過した今、アップルは再び期待に応える製品を出した」と評価した。
ニューヨーク・タイムズ紙は「iPadほど評価が極端に分かれる製品はこれまでにない」と指摘。従来のコンピューターに慣れた利用者はマウスやキーボードがないことに不満を抱き、ばかげた製品だとまで酷評するが、一方で大多数の一般利用者からは好評を得ている、と分析した。
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