サザンオールスターズやSMAPが所属する老舗レコード会社「ビクターエンタテインメント」(東京都港区)の売却が検討されていることが4日、明らかになった。複数の売却先と交渉中で、ゲームソフト大手「コナミ」(同区)が最有力。サザンとSMAPの“2強”は事態を静観しているが、音楽業界再編の動きも活発化しているだけに今後の動向が注目される。
サザン、SMAPらを抱え、かつては吉永小百合(64)、橋幸夫(66)、森進一(61)、ピンク・レディーらで昭和歌謡界をリードしたビクター。80余年の歴史を誇る“名門”が揺れている。
親会社である電機メーカーの日本ビクターとケンウッドの持ち株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス」は、保有株の過半数を売却する方向で、他のレコード会社など複数の相手に売却を打診中。中でも、コナミが最有力候補という。
JVC・ケンウッドは昨年秋以降の世界的な景気悪化を受けて業績不振が続いている。売却で事業を絞り込み、経営再建するのが狙いだ。
一方、コナミは携帯電話向けの配信事業などを展開しており、音楽ソフト事業の買収によりコンテンツの強化を図るのが狙い。ビクターにとっても「連結売上高で3000億円、営業利益で約300億円に達するコナミは親会社として魅力的」というのが音楽業界の一致した見方。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091105-00000045-spn-ent
