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iPadで自炊データを快適に読むテクニック

本を裁断してスキャナで取り込んでデジタルデータ化する、いわゆる「自炊」についてのテクニックをお伝えする短期連載。デバイス別のTips紹介第2弾として、今回はiPad編をお届けする。

本を裁断してスキャナで取り込むという行為そのものは、フラットベッドスキャナがコンシューマレベルで入手できる値段になった15年近く前から存在していた。筆者が当時使っていたスキャナはSCSI接続で、カラー画像を1枚スキャンするのに読み取り部がCMYK分の計4回往復するといったシロモノだったが、それでも手持ちの雑誌の切り抜きなどをコツコツをデジタルデータ化していたものだ。本1冊をまるごとデータ化する発想が当時なかったのは、取り込むスキャナ側の問題よりもむしろ、読書に適したポータブルデバイスが存在しなかったからだろう。

これら本のデジタル化が「自炊」という表現を伴って一般的に語られ始めたのは、2010年春のiPadの登場がきっかけだ。その間、ノートPCやタブレット、さらに松下電器産業(当時)の「Words Gear」に至るまで、自炊したデータを読むためのデバイスはいくつも存在したが、画面のサイズと操作性、そして電池の持ち時間がきちんと実用レベルに達していた単独のデバイスは、iPadが初めてだったと言ってよい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100824-00000082-zdn_b-sci


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