【アイデアの文化史】携帯音楽プレーヤー
□ネット・デジタル化…聴き方も多様に
■広がる配信 一曲「バラ買い」
「音楽CDが売れなくなった」「ヒット曲が出にくくなった」と言われて久しい。
日本レコード協会の統計によると、CDをはじめとする音楽ソフトの生産金額は平成10年の約6075億円をピークに減少の一途をたどり、21年には半数近い約3165億円にまで落ち込んでいる。100万枚以上を出荷したミリオンセラーも、48作品あった平成10年から徐々に減り始め、ここ数年は年間数作品程度に低迷している。
「音楽離れ」が起きているかというと、そうでもなさそうだ。パソコンや携帯電話への有料音楽配信の売り上げは、17年の約343億円から21年には約910億円にまで成長。ダウンロード数では4億6822万回を記録している。乱暴に計算すれば、1人が1年に4回近くダウンロードで音楽を“買っている”ことになる。
趣味の多様化に経済情勢…要因はさまざまだろうが、CDに「代わるもの」としての音楽配信の成長が、そこに数えられるのは確かだろう。
ソニー創業者、井深大(いぶか・まさる)の「場所や時間を問わず、好きな音楽を良い音で聴く」という発想を実現した「ウォークマン」。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100530-00000060-san-ent
