振り込め詐欺の被害者が携帯電話による指示で現金自動預払機(ATM)から現金を振り込むケースが多発しているため、名古屋大(名古屋市)の武田一哉教授を中心とする研究グループが、犯人がよく使うだまし文句などを識別し、警報を鳴らすシステムを組み込んだ携帯の開発を始めた。富士通(東京都港区)や名古屋銀行(同市)なども研究に参加し、3年後の実用化を目指す。
武田教授によると、会話などから特定の言葉を識別する富士通の音声認識ソフトをベースに開発を進めるという。警察庁からも、「事故」「警察官」「弁護士」「還付金」など、振り込め詐欺の犯人が頻繁に使う言葉のデータを提供してもらい、研究に利用する。
また、犯人と会話している時の、被害者の声の調子や手の汗の量、左右の手で携帯を持ち替える回数などから、緊張や動揺といった異常を感知し、警報を鳴らすシステムの開発も進める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091226-00000007-jij-soci
